現在の日本の平均初婚年齢は一体何歳なのでしょうか?
平均初婚年齢 男性 31.1歳 女性 29.4歳となっています。
未婚率はこの40年ほど、上がり続けていますが、この5年程度は
年代によっては落ち着いています。
これは、結婚後に子供を授かることと、養育期間のバランス点にあるのではないかと思われます。
では、最近時の30代・40代の結婚はどんな状況でしょうか?
国勢調査に基づくデータで確認してみました。
20歳から50歳までの未婚者数(離婚者・死別者等も含む)データです。
これを見ると、20歳から男女とも、傾きは違いますが未婚者は減ってゆき、
35歳程度で一度踊り場を迎えて減少が止まり、40歳前後で再度減少をしてゆくようです。
また、これから見られるのは男性の未婚者が女性を大幅に上回っていることです。
年代ブロック別未婚率を見てみると35歳付近で傾きが変わっています。
隣のブロックとの未婚率の違いでみてみると、29歳までと30歳から
に大きく未婚率が変わっていることがわかります。
三十歳前後で結婚すると考えれば、前出の平均初婚年齢もうなずけます。
では、年代別の結婚はどの程度なのでしょう?
5年前の2010年データの未婚率と2015年の未婚率より、五年後に結婚を
した率を見てみると、男女共に25歳より減少を始め、30歳では未婚者の
約30%の方が結婚し、35歳で16%、40代では一桁%の方しか
結婚をしていないことが見て取れます。
これは、前出の未婚者数データにも有るように、年代ブロックが上がるにつれ
お相手となる未婚者も減ってしまうことも要因と考えられます。
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